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初代営団地下鉄日比谷線乗り入れ用2000系の代替用として製作された、東武初の18mステンレス車両です。東武の通勤車では珍しい非貫通式の運転台となり、広々とした運転室が特徴です。基本的には同時期に製作中の10030型と同様としていますが、側窓が連続窓風で、一見して4枚窓となり、外観的に大きな特徴となっています。制御方式には、9000型で実績のあるAFE界磁チョッパ制御装置を採用。日比谷線では待望の冷房車とあって続々と増備が続けられ、13編成製作されたところで、後述の20050型へとマイナーチェンジされました。
その後、連結面の転落防止幌の設置や車内手すり、吊革などを増設。最近では冷房機の更新工事や座席のバケットシート化を完了しています。
2014年、東京メトロは日比谷線の20m7両編成化を決定。これに伴い、東武・東京メトロでは新型車両を2016年度より就役させることが発表されています。20000系総勢192両の今後が注目されます。 |
登場年 |
1988(昭和63)年 |
主電動機 |
TM-84 140kw |
制御方式 |
自動界磁式主回路チョッパ制御 |
編 成 |
6M2T |
最高速度 |
110km/h |
在籍数 |
13編成 104両 |
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2000系の代替用として20000型に続いて登場。大幅に設計が変更されたため新形式20050型となりました。最大の変更点は、先にデビューした03系5扉車同様、編成中前後2両を5扉車としてことで、乗降時分の大幅削減に寄与。このほか、制御装置のVVVFインバータ化や方向幕のLED化、当時はまだ珍しかった車内案内用のドア上LCDモニター設置など仕様変更され、従来の20000型とは似て非なるものとなりました。最終的に8編成製作され、その後は後述の20070型へとシフトしています。なお、LCDモニターは装置の不具合などの関係から、1999(平成11)年より全車撤去されています。
その後、連結面の転落防止幌や車内手すりを追加設置。最近では冷房機の更新工事や車内LED情報案内装置の再整備、座席のバケットシート化を完了しています。 |
登場年 |
1992(平成3)年 |
主電動機 |
TM-92 150kw |
制御方式 |
VVVFインバータ制御(GTO) |
編 成 |
6M2T |
最高速度 |
110km/h |
在籍数 |
8編成 64両 |
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5扉車である20050型が必要編成数に達したことから、従来の20000型と同様に3扉として製作されたのが20070型です。若干の設計変更がされ、当初からLCDモニターは設置されておらず、同時期に製作中の30000系と同様のLED式による案内装置となりました。この他、パンタグラフのシングルアーム化や転落防止幌の取り付けなど細かな設計変更があります。またスイープファンの廃止により、クーラーキセが単体となりましたが、従来の構体を踏襲しているため取り付け位置が不揃いとなっています。
その後、車内手すりを追加設置。また、座席のバケットシート化を完了しています。 |
登場年 |
1996(平成8)年 |
主電動機 |
TM-92 150kw |
制御方式 |
VVVFインバータ制御(GTO) |
編 成 |
6M2T |
最高速度 |
110km/h |
在籍数 |
3編成 24両 |
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半蔵門線直通専用車として1996(平成8)年に登場。従来の東武車両とは一線を画した、全く新しいコンセプトの通勤型車両です。外観は従来のステンレス車同様、ダブルフィニッシュ仕上げの車体としながらも、連続窓や側面大型LED行先表示装置、新型冷房装置にシングルアームパンタと続き、初のIGBT式VVVF制御装置、乗り入れ協定による東武初のワンハンドルマスコンの採用など、これまでにない車両となりました。一方、車内はブルー系を基調としたデザインへ。ドア上にはLED式の情報案内装置を装備。行先が常時表示される独特のスタイルです。
続々と増備が続けられ、2次車ではバケットシートの採用、4次車では大型袖仕切、新型転落防止幌の採用、最終6次車からは営団・東急用の乗り入れ機器が装備され、在来車も順次仕様変更されました。直通運転に際し、10連組成時には編成番号を統一して運用されています。
2006(平成18)年より、新たな直通用車両として10両固定編成の50050型が導入され、30000系装備の乗り入れ機器を同系へ順次移植。現在は「06」「09」編成のみが乗入れ仕業に就き、残る13編成は地上専用車として直通運転開始前と同様、6・4両に分かれて運用し、5000系・8000系の淘汰を進めました。
2011(平成23)年より31601F+31401Fが東上線へ転属(→「31601F+31401F 森林公園検修区へ転属」)。固定編成化改造(中間先頭車を運転機器撤去の上、サハに形式変更)を受け運用。その後も順次転属が行われ、本線で運用されるのは、半蔵門線直通用の2編成のみとなっています。 |
登場年 |
1996(平成8)年 |
在籍数 |
4連 |
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2編成 |
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8両 |
6連 |
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2編成 |
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12両 |
10連 |
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13編成 |
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130両 |
計 |
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150両 |
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制御方式 |
VVVFインバータ制御(IGBT) |
最高速度 |
120km/h |
主電動機 |
TM-95 190kw |
編 成 |
2M2T 3M3T 5M5T |
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