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1990(平成2)年6月1日にデビューした、歴代5代目となる日光線特急用車両です。ハード面では東武初のオールアルミ合金製車体に、特急用車両としては日本で初めてVVVFインバータ制御装置を採用しました。一方のソフト面では、先代の1720系の伝統を受け継ぎ、ビュッフェを設置。絨毯の敷きつめられた車内にはハイバケットタイプのシートが並びます。また6号車には民鉄では初となるコンパートメント専用車を連結。大理石のテーブルとともに豪華さを演出しています。1990年グッドデザイン賞、翌1991(平成3)年にはブルーリボン賞を、それぞれ初受賞しています。
2006(平成18)年3月18日より、JR新宿〜東武日光・鬼怒川温泉での直通運転を開始。これに際し、9編成中3編成(106・107・108F)がATS-P取付など、JR直通対応へと改造されています。 |
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東京スカイツリー開業に合わせ、同タワーをモチーフとした内外装のリニューアルが発表されました。2011(平成23)年12月29日、まず105Fがスカイツリーライティングデザイン『雅』基調塗装となって再デビュー。その後も『粋』基調の109F、『サニーコーラルオレンジ』基調103Fが相次いでデビュー。順次リニューアル工事が進行し、2012(平成24)年8月限りでオリジナル塗装編成が消滅しました。なお、2014(平成26)年より側面方向幕のフルカラーLED化を全車実施。 |
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2015(平成27)年3月26日、日光東照宮400年式年大祭に合わせて、1編成を金色に輝く特別塗装列車「日光詣スペーシア」を4/18よりデビューさせることが発表されました。さらに7/18より、JR直通対応編成にも登場。こちらには『金の個室』と称した、内装を金色にした個室席を用意。現在2編成体制で運行中です。 |
登場年 |
1990(平成2)年 |
主電動機 |
TM-90 150kw |
制御方式 |
VVVFインバータ制御(GTO) |
編 成 |
6M |
最高速度 |
130km/h(営業時は120km/h) |
在籍数 |
9編成 54両 |
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雅 |
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粋 |
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サニーコーラルオレンジ |
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日光詣 |
102F 105F 107F |
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101F 108F 109F |
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104F |
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103F 106F |
※下線はJR直通対応編成 |
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1991(平成3)年2月1日にデビューした伊勢崎急行「りょうもう」用車両で、1800系の後継車として誕生。スペーシアとは対照的にシャープさが目立つ先頭形状に、ローズレッドのストライプが入る大胆な塗色となりました。車体は完全新製としながらも、台車など一部の機器は引退した1720系から改良のうえ流用。長期にわたって増備されたため、特に207F以降は大幅な設計変更がされ、シングルアームパンタやHID前照灯、LED表示器の採用など外観にも変化があります。全車1800系と共通運用だったため、200型を使用したヘッドマーク回送も見られました。
200系化完了により1999(平成11)年3月16日より特急へ格上げされ、最高速度も110km/hに。また2015年より、1720系からの流用座席であった203F〜206Fに対し、検査入場時に新製座席との交換が行われています。
2015(平成27)年、台湾鐵道管理局との友好協定締結により、翌2016(平成28)年6月から、208Fを台鐵『普悠瑪』カラーに変更。大胆なデザインで注目を集めましたが、ラッピングによる再現のため、2018(平成30)年11月末、検査入場と共に惜しまれながら終了しました。
2020(令和2)年12月、長らく故障休車中だった201Fが、館林北留置線へ疎開(廃車)回送されています。 |
登場年 |
1991(平成3)年 |
主電動機 |
TDK-84 75kw |
制御方式 |
添加励磁装置付抵抗カム軸式 |
編 成 |
6M |
最高速度 |
110km/h |
在籍数 |
8編成 48両 |
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特急化による増発用に増備された車両で、1720系9編成分の機器流用が終了したことから、同時期に製作中だった30000系と基本性能を同一として製造されました。当初計画は1800系機器流用の予定でしたが、特急化に伴い高速運転が可能なように完全新製へ変更されました。システム面も30000系とほぼ同一で3M3T方式とし、パンタの配置や台車、制御器なども基本的に同一です。ただし、台車には高速運転に備えてヨーダンパが追加されています。車内は200型を踏襲。現在1編成のみの在籍で、200型と共通運用となっています。 |
登場年 |
1998(平成10)年 |
主電動機 |
TM-95 190kw |
制御方式 |
VVVFインバータ制御(IGBT) |
編 成 |
3M3T |
最高速度 |
120km/h |
在籍数 |
1編成 6両 |
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2017(平成29)年4月21日よりデビュー。愛称は「Variety(多様・様々な)」と「Liberty(自由)」を組み合わせた『Revaty(リバティ)』に決定。特急用車両としては、1990年デビューの100系『SPACIA』以来26年ぶりです(200系は急行用としてデビュー)。車両デザインは、フェラーリや南部鉄器なども手掛ける、奥山清行氏代表の「KENOKUYAMA
DESIGN」。近年ではJR東日本の車両も幅広くデザインし、中でもクルーズトレイン『四季島』は記憶に新しいです。製造メーカーは、こちらも珍しい川崎重工。東武鉄道への納入は、実に70年ぶり。
車体はアルミダブルスキン構造で軽量化。分割併合を考慮した3両単位となっており、特徴的な先頭部には自動連ホロが格納されています。足回りはVVVF制御装置(IGBT)と全閉式永久磁石同期電動機(PMSM)を組み合わせた1C1M制御としています。さらに東武鉄道では初となるアクティブサスペンションを採用。乗り心地の向上を図っています。車内は、木目調の内装に隅田川や鬼怒川をイメージさせる天井装飾、江戸紫基調の座席など、観光特急をイメージしつつ、座席背面の大型テーブルやコンセントなど、ビジネス向けの設備も。中間車にはWCを集中。
2編成連結で運行しますが、途中の拠点駅(春日部・東武動物公園・下今市)にて分割し、それぞれの方向へ向かうスタイルを採ります。数々の新機軸が評価され、2018年鉄道友の会ローレル賞を東武初受賞。
500系デビューにより、これまでの快速・区間快速列車は廃止に、またライナー運用を主としていた300型24両も引退。2019(平成30)年より、尾瀬夜行・スノーパルにも充当。2020(令和2)年9月末には早くも増備車3編成が登場。各車両への荷物置き場を新設。200型1編成離脱により「リバティりょうもう」を増発しています。※共通運用。 |
登場年 |
2017(平成29)年 |
主電動機 |
TM-16 190kw |
制御方式 |
VVVFインバータ制御(IGBT) |
編 成 |
2M1T |
最高速度 |
120km/h |
在籍数 |
11編成 33両 |
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